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2005年02月09日

NEXUS-2060 / capsule  <CD>

NEXUS-2060 / capsule

capsuleの今作「NEXUS-2060」は前作「S.F. sound furniture」から10年後の世界、初のリゾート用宇宙ステーションが完成した2060年がテーマになっています。

10年という歳月を経ると、本質は変わらずとも何かしらが変化するもので、少年が大人になったりだとか、円熟味が増したりだとかしますよね。
未来世界のBGMであるcapsuleの音楽も(前作リリースから実際は1年も経っていないけど)コンセプト上の10年を経て同様な変化を感じ取ることが出来ました。
東京ポータブル空港PVに登場していた少女も10年経って凛としたレディへと変身したのでしょうか。

突き抜けたキャッチーさとユルさが同居した前作「S.F.~」は緊張と弛緩の落差が激しいアルバムでしたが、今作「NEXUS-2060」は全ての楽曲のテンションが均一に近い程度まで揃えられており、通して聴いても遮られることなくフラットに音楽が流れていきます。
そのせいかSuper Scooter Happyのような飛びぬけてハイテンションな目立つ楽曲は見当たりませんが、SE的な楽曲はなりを潜め全曲まとめて楽曲の底上げがなされているような印象でした。

これらエレクトロなインディポップ音楽は極端に走りがちで聴く人を選ぶジャンルだと思っているのですが、エレクトロでありながらそれを強くは意識させない懐の広いポップさ、モダンさ、クールさ、そして温かさがcapsuleの音楽にはあり、そういう意味でcapsuleは同ジャンルの他とは頭二つ分くらい抜きん出てるように思うのです。まぁ好みの問題でもありますが普遍的なポップさがあるのではないかと。よくシンバルズやピチカートファイブが引き合いに出されるのもそういうことなんじゃないかな。


http://www.contemode.com/

投稿者 enakichi : 2005年02月09日 22:42

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