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2005年02月04日
鼻行類 新しく発見された哺乳類の構造と生活 / H.シュテュンプケ <本>
鼻行類 新しく発見された哺乳類の構造と生活 / ハラルト・シュテュンプケ
1941年、日本軍収容所から脱走した一人の捕虜が漂着したハイアイアイ群島。そこでは鼻で歩く一群の哺乳類=鼻行類が独自の進化を遂げていた―。多くの動物学者に衝撃を与え、世間を騒がせた驚くべき鼻行類の観察記録。 表紙より
鼻行類という新種の哺乳類を学術的文体で解説しているこの本は
例えるならば架空の映画のサウンドトラックのようなものであろうか。
権威ある生物学者がこの本の内容を論評しているが為にお遊びだと気づかず本気にした読者もいたとか。
アメリカで放送されたラジオドラマ「宇宙戦争」を多数の人が本気にしてパニックが起こったという逸話が思い出されます。
こういう大真面目なジョークって大好きです。
詰るところ本書の内容自体はまったく毒にも薬にもならないわけですが
存在自体は非常に刺激的なものだと思うのです。
体裁や権威を鵜呑みにしてはいけないという。
エナキチ的にはこの手のモノの楽しみ方はそれそのモノの内容だけでなく
それを媒介として起こるアレコレを俯瞰して楽しむものなのだと思っています。
Wikipedia:鼻行類
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BC%BB%E8%A1%8C%E9%A1%9E
鼻行類研究所
http://members.jcom.home.ne.jp/nasobem/
投稿者 enakichi : 2005年02月04日 01:20
